たまたま学校の振替休日が続いている2学期。
10月はアソボーノ、11月はとしまえん、そして今月は東京おもちゃ美術館へ行ってきました!
※本当はとしまえんのレポも書くつもりだったんですが、パッパがPCに写真を取り込んでくれないので書けずじまいで・・・忘れた頃に書くかもしれません・・・(苦笑)
上記のアソポーノの記事で、「感覚過敏が改善してきている」ということを書いたのですが、、、実は、11月にとしまえんに行った時にも「感覚過敏、治ってきてる??」と感じていたんですね。
そして、先日おもちゃ美術館に行った時には、「感覚過敏、治ってる!」とハッキリ感じたので、今回は東京おもちゃ美術館の魅力をお伝えするとともに、感覚過敏が治ってると感じたポイントも合わせてお伝えしたいと思います。
Contents
東京おもちゃ美術館へ行こう!
東京おもちゃ美術館って?
東京おもちゃ美術館は、「人間が初めて出会うアートはおもちゃなのでは?」という理念から美術館と名付けられた、他にはあまりない“遊べる美術館”です。
職人さんが作った木のおもちゃを中心に、良質のおもちゃがたくさん置いてあります。
館内自体も、旧新宿区立四谷第四小学校をリノベーションして作られた、木の温かみを感じる美しいデザインとなっています。
東京おもちゃ美術館へのアクセス
東京おもちゃ美術館へは、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目駅」と都営地下鉄新宿線「曙橋駅」からアクセスできます。
我が家はリルとパッパが障害者手帳で都営交通が無料になるため、新宿線を利用していきました。
今回、5年ぶりに行ったので、すっかり道を忘れていて迷ってしまったのですが・・・
と、リルの叫びを聞きつけた外国人のお兄さんが、ペラペラの日本語で親切に道を教えてくれたのです!
犬の散歩をしていたので、きっと近所に住んでいる方なのでしょう。
と、教えてくれた階段がコチラ!
↓↓↓
うーん、これは気づかないのも無理ないわ・・・😓
東京おもちゃ美術館への入館方法
建物に入って左の方にある階段を上ると、2階におもちゃ美術館の受付があります。
入館料は、こども(6ヶ月〜小学生)が500円、おとな(中学生以上)が800円、おとなこどもペアが1,200円。
リルとパッパは、交通費だけでなく入館料も障害者手帳で無料になりました😊
おもちゃ美術館は出入り自由で、チケットを見せれば再入場できます。
嬉しいのは、ロッカーが無料で借りられるということですね。
今回はコートがかさばっていたので、ロッカーのおかげで持ち歩かなくて済んで助かりました。
ゲームのへや
前回遊べなかった部屋へ優先的に行こうと思い、まずは「ゲームのへや」へ行きました。
ここでは、世界各国から集められたボードゲームを楽しむことができます。
リルは、かわいいねずみのゲームをやりたがったので、3人でプレイしました。
ねずみのコマを進めて、先にチーズにたどり着いた方が勝ちなんですが、フェンスで相手の進路を妨害することもできます。
結果は・・・リルが1番、私が2番、パッパがビリでした(笑)
こちらは中国のパズル。
大人でも結構考えないと解けないので、小1のリルにはちょっと難しかったかな?
私の方が夢中になってました😅
おもちゃこうぼう
スタッフさんに教えてもらいながら、簡単なおもちゃを作るコーナーです。
この日は、星のオーナメントを作ってクリスマスツリーに飾るというイベントをやっていて、リルが参加した11時からの回には10組くらいの親子が来てました。
感覚過敏、治ってる!?(その1)
まずは、スタッフさんが星の折り方を前で説明してくれるので、それに従いながら折っていったのですが・・・ここで衝撃の出来事が!!!
普通の人からしたら、「耳が聞こえるんだから声が聞こえるの当たり前でしょ?」と思われるでしょうが、聴覚過敏があると、このざわざわした場所で必要な声だけを聞き取るというのは至難の技なのです。
というのも、普通の人はまわりのざわざわ声をシャットアウトして必要な声だけをクローズアップして聞き取ることができるのですが(※カクテルパーティ効果と言います)、聴覚過敏があると、まわりのざわざわ声と必要な声が全部同じレベルの大きさで耳に入ってくるので、どれが自分に必要な声なのかがわからないのです。
今までもこういったワークショップ的なものには何度も参加したことがあるのですが、リルは前で説明している人の声が聞こえなくてボーッとしているだけなので、私が代わりに聞いてリルに直接教えていました。
それが今回は、スタッフさんの方をちゃんと見て、スタッフさんの説明を聞きながら折り、できましたか?の問いかけに返事までしているという別人っぷり!!!
そして・・・さらに衝撃は続きます!
折り紙の星ができた後は、星に自由に絵を描く作業にうつったのですが・・・
これまた、普通の人からしたらさぞかし意味不明なことを言ってると思われるでしょうが、聴覚過敏+視覚過敏があると、まわりの声や物などの情報で頭がいっぱいになってしまうので、ざわざわした場所で頭を使う作業をするというのは非常に困難なことなのです。
リルはそういう時にはいつも、向かいに座っている子が作業しているのをボーッと見ながら上の空で作業をするので、出来上がった作品は、まるで頭の中の混乱をそのまま描き出したような混乱した作品になります。
それが今回は、向かいに座っている子にはまったく目もくれず、自分の作品だけを見て、手を止めることなくスラスラと描いていたのですよ!!!
と、ただ絵を描くだけにとどまらず、上下を意識しながらパンチ穴を開ける場所まで考える始末!!!
そうして出来上がった作品はこちらです✨
(葉っぱだけパッパが作りました)
ちゃんとハートや音符の上下を意識して描けているのがお分かり頂けると思います😊
一つは持ち帰りにして、もう一つは階段の踊り場のクリスマスツリーに飾り付けました♪
ランチ
お昼が近くなってきたので、お昼ごはんを食べることにしました。
(※館内は飲食禁止です)
おもちゃ美術館のそばには飲食店がないので、大通りまで戻って『台湾餃子店』という中華屋でランチをしました。
安い割にボリュームもあって、味も普通に美味しかったです。(杏仁豆腐はかなり薄味でしたが…😅)
気になったところは、途中で隣の席の人がタバコ吸ってたことくらいですかね・・・
まわりには他に、インドカレー屋やラーメン屋などがありました。
駅の方まで行かないとファミレスがないのが難点ですね。。。
おもちゃのまち きいろ
世界各国の楽器
見たこともない楽器から、でんでん太鼓や木魚といったおなじみの楽器まで、いろいろ置いてありました。
音楽好きのリルは大喜びで音を鳴らしていました♪
ごっこファーム
木でできた農園! すごく素敵でした✨
土に埋まった野菜を引っこ抜いたり、りんごをもぎ取ったりして、野菜を収穫できます。
収穫した野菜を使ってお店やさんごっこやおままごとをできる「ごっこハウス」「ごっこショップ」もあり、お友だちと来たら盛り上がりそうだなあと思いました。
サイエンスのこや
まわすと模様が変化するコマ、マグフォーマー、クーゲルバーンなどが置いてありました。マグフォーマーとクーゲルバーンはアソボーノにもありましたね。
リルはマグネットが好きなので、マグフォーマーでお家を作って遊んでいました。
おもちゃのまち あか
日本の昔ながらのおもちゃで遊べるお部屋です。
ガリガリとんぼ、ぶんぶんごま、お手玉などがありました。
こちらは、引き出しからひらがなのプレートを取り出して、しりとりで繋げていくゲーム。
リルは“ふゆ”というお題を無視して、「まり」「りす」と繋げていました(笑)
廊下にもけん玉やコマで遊べるスペースがありました。
パッパはコマ、私はけん玉に夢中になってしまいました😆
見たこともない形のけん玉がいろいろあって楽しかったです!
グッド・トイ展示室
グッド・トイに選定された優良おもちゃが沢山展示されていて、実際に遊ぶことができます。
新しもの好きのADHDっ子・リルは、所狭しと並んでいる数々のおもちゃに目を輝かせていました😁
特に、じゃんけんてんとう虫がかわいくて気に入っていたようです💖
おもちゃのもり
職人さんの技術が結集した、おもちゃ美術館のメインルーム。あちこちに木のおもちゃが散りばめられています。
センターハウス
鳥かごをイメージして作られたそうで、とっても美しい〜✨
1階と2階にそれぞれ積み木が置いてあり、リルはお城を作っていました。
どんぐり池
他ではなかなか体験できない、木のボールプールです。
プラスチックのボールプールより癒されますよ!
もりのどうぶつみき
かわいいマグネットの積み木を黒板に貼って遊べます。学校の黒板を有効活用してますね!
目ざといリルが、積み木の裏に文字が書いてあるのを見つけました。
このマグネットの積み木は5種類の木で作られているらしく、なんの木を使って作ったのかが分かるように裏に記されていたのでした。
播州そろばん
玉の入っていないそろばんが置いてあって、玉を通して遊ぶことができます。
適当にざーっとくぐらせただけで何故か玉が通るのが不思議。。。
そして、巨大そろばんも置いてあって、リルが大興奮!
「1円な〜り〜」と言いながら計算していました😄
感覚過敏、治ってる!?(その2)
実は・・・この部屋でもまた衝撃の姿を目の当たりにすることになったのです!
この部屋のように、“あちこちに物がたくさん散らばっている場所”というのは、視覚過敏があると、たくさんの物が視覚情報として頭に入ってきて、頭の中がその情報で占領されてしまいます。
そして、物だけでなく人もいるので、さらに視覚情報が多くなる上、ざわざわ声で聴覚情報まで頭に入ってくるので、頭の中に際限なく入ってくる情報を整理しきれずに疲れ果ててしまうのです。(どういう状態になるかはあらかわ遊園の記事にも書いています)
こういう場所ではいつもボーッとしてぐったりした表情をしていたリルなのですが、、、
なんと、ボーッとよそ見することもなく、虚ろな目をすることもなく、しっかりとおもちゃだけを注視して遊んでいたのです!!!
そして、私が声かけする時も、今までは近寄って声かけしたり大きめの声で声かけしたりしないと聞こえなかったのですが、普通の声かけで反応したのです!!!
まとめ
1歳の時も赤ちゃんの部屋でそれなりに楽しめた東京おもちゃ美術館でしたが、小学生になると遊べるおもちゃがグッと増え、一日中いても飽きないくらい楽しむことができました。
子供から大人まで楽しめる良質なおもちゃが満載ですので、ぜひ親子で遊びに行ってみてくださいね!
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