ADHDっ子の療育では必ずと言っていいほど“タイマー”をすすめられます。
それ以来、タイマーを使うことはなかったんですが、最近ふと、「あれからだいぶ経ったから使えるようになったかも?」と思い立ち、今回、ためしに使ってみることにしました。
タイマーで制限時間を設けてみた。
楽しいことしかやる気が出ないというADHDの特性が濃厚なリルにとって、日常生活のルーティーンは全て“面白くないこと”にカテゴライズされているので、全くやる気が出ず、何分経ってもなかなか実行することができません。
コンサータのおかげで、日中は随分実行できるようになりましたが、薬の切れる夕方以降は動きが鈍くなってしまいます。
夕方以降も、「お風呂前にトイレに行く」「服を脱ぐ」「お風呂に入る」「パジャマを着る」「歯磨きをする」「寝る前にトイレに行く」という“面白くないこと”が盛りだくさんです(爆)
どれも普通の子なら、多少面倒くさいとは思っても必要なのでやるでしょう。
しかし、その、“必要なことだからやる”という概念がないのがADHDなのです。。。
というわけで、際限なく時間があると思っているADHDっ子のリルに、“時間には限りがある”ということを認識してもらうために、タイマーを使ってみることにしました。
手始めに、「トイレを5分で済ませてね」と言って、タイマーをセットしました。
3分・・・4分・・・まだ出てきません。
トイレは静かで物音ひとつ聞こえてきません。。。
5分経ってタイマーがピピピ!と鳴りました。
その途端、トイレからカランカランというトイレットペーパーを巻く音が!!
明らかに、タイマーの音聞くまで、トイレ済ませること忘れてたでしょ!!
タイマー鳴らなかったらまだ便座に座って異次元にトリップしてたでしょ!!
と、ツッコミどころ満載でしたが、一応タイマーのおかげでトイレットペーパーで拭くことは思い出せたので、役には立っている・・・のかもしれないけど、なんか違うーー!!(;´Д`)
これはちょっと、特別支援教室の先生に相談してみるかなあ💦
先生に効果的なタイマーの使い方を教えてもらった。
公開授業の日に特別支援教室の先生と面談できる機会があったので、「タイマーで5分とか10分とか設定しても全然やらずに時間切れになってしまう」と相談してみました。
すると・・・
と、なんとも目からウロコなアドバイスをいただきました!
これは早速試してみたい!!
タイマーで追い詰めてみた。
そんなわけで、特別支援教室の先生にアドバイスしていただいたタイマーの活用方法を、早速実践してみました!
今までは、“明日の準備 15分”とか、“お着替え 5分”とかいうふうにタイマーをセットしていました。
それを、アドバイスに従って、
“パジャマのズボンを脱ぐ 30秒”
“移動ポケットにハンカチを入れる 30秒”
“リビングから洗面所まで移動する 30秒”
といった感じで、30秒でできそうなくらいにまで動作を細分化してタイマーをかけ、さらに残り10秒になったらカウントダウンしました。<これも先生のアドバイスです
効果はてきめん!!!💕
30秒なんて、ボーッとしてたらあっという間です。
何度も繰り返すうちに、“ボーッとしてたら間に合わない”という感覚が少〜しずつわかってきたみたいです。
いつもパッパが、“追い詰められるまで全くやる気が出ない”と言っているのですが、これってまさに“追い詰めてやる気を出させる戦法”ですね〜😅
視覚的に残り時間がわかるタイマーを購入! その効果は?
今、タイマーは普通のデジタルなキッチンタイマーを使っているのですが、残り時間も分かりにくいし、タイマーをかけていることも忘れるので、パッパが視覚的に分かりやすいタイマーを購入しました。
アナログなので、動いている間ずっとカチコチ音が鳴るので気になるし、アラーム音もジリリリリっていう目覚まし時計みたいなベル音でびっくりするし、これならリルでもタイマーの存在を忘れません!(笑)
↓こんな感じで、残り時間も分かりやすいです!!😊
値段も安いし、おすすめですよー!!
まとめ
いかがでしたか?
療育では定番のタイマーですが、最初は短い時間からスモールステップで時間感覚を養っていく方法がおすすめですよ!
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