発達障害関連

栗原類くんのお母様の手記『ブレない子育て』を読んだ感想。

発達障害関連の番組でひっぱりだこ(?)の栗原類くん。

2年前に発売された『発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由』を
読まれた方も多いと思いますが、私もパッパももちろん読みましたよ!
我が家では、“不注意優勢型ADHDのバイブル”的存在です(笑)

類くんは、

・やる気がない
・感覚過敏
・こだわりが強い
・記憶力が弱い
・忘れ物が多い
・不器用
・人の心が読み取れない

といった特性を抱えています。

我が家のリルとパッパに共通する特性が多く、
対処法や失敗談など、とっても参考になりました。
 
 
 
この本の中には、類くんのお母様である泉さんも寄稿されていたんですが、
そちらもかなり参考になる内容で、正直、読みたりない感がありました。

そんな読者の声が多かったのか、
先日、泉さんによる手記『ブレない子育て』が満を持して発売されました。

もう、予約までして買っちゃいましたね(笑)
今日、やっと読み終えたのですが、期待以上の内容でした!!
 
 
この本を読んで私が学びになったと思った点は・・・
ありすぎて書ききれないくらいなので(笑)、厳選して3点だけまとめます。

①問題解決の仕方
問題に対して試行錯誤された様子が事細かく書かれていたので、考え方の参考になりました。
長いスパンで問題解決する覚悟を持っておかないといけないなと思いました。

②取捨選択の重要性
この子にとってはこれが大事だ!と思ったら、他を諦めることも大事だと学びました。

③広い視野を持つ
発達障害というジャンルにこだわらず幅広く情報を集めて知識を付けると、
色々な角度から物事を考えられるようになると学びました。

特に、アメリカでの学校生活の話は、日本との価値観の違いを知ることができ、
今まで見えていなかったことにいろいろと気付かされました。
日本人は「良い」のハードルが高いとか・・・言われてみて納得でした。
 
 
また、この本で特筆すべきは、泉さんの生い立ちも書かれているということです。
(※泉さんもADHDです)

冒頭からいきなり、「私の親が反面教師だった」という見出しで始まります。

私も親を反面教師にして子育てをしているので、まさか…と思ったのですが、
予想通り、泉さんも機能不全家族で毒親育ちでした。

過干渉タイプのうちとは逆で無関心タイプの毒親ではありましたが、
毒親の根っこは同じなのか(?)、共感出来る点も多々ありました。
「こんな子育てをしてはいけない」ということが大いに学べます(笑)
 
 
この本は、発達障害っ子の親御さんだけでなく、
子育て中の親御さんみんなに読んでほしいな、と思います。


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