『発達障害と気付くまで⑥』でも書きましたが、リルには聴覚過敏があります。
ひとくちに聴覚過敏と言っても、人によって苦手な音って違うんですよね。
今回、まわりの声を消すためにヘッドホンを購入して使ってみたので、今まで使っていたイヤーマフと耳栓との違いも含めて使用感をお伝えしようと思います。
イヤーマフを使用していた幼稚園時代
リルが聴覚過敏だということを知ったのは、幼稚園の年中の頃でした。
それまで通っていた療育センターでは指摘されなかったので分からなかったのですが、現在通っているクリニックに転院した時に指摘されて初めて分かりました。
対策としてイヤーマフを使うことをすすめられたので、Peltorのキッズ用イヤーマフを購入。
平日は幼稚園に置いておき、週末は持ち帰ってお出かけの際に使いました。
幼稚園で制作をする際にも、ボーッとして手が進まないリルに気づいた先生が、「もしかして…と思ってイヤーマフをつけてみたら、急に集中して作品を仕上げたんですよ!」と言っていたことがあり、効果があったことがわかりました😆
◆デメリット
ただ、難点が2つありました。
ひとつは、遮音性が高いのはいいのですが、締め付けがきつくて物理的に疲れるので、長時間は使用できないということ。
もうひとつは、リルにはやっかいなことに視覚過敏もあり、いくらイヤーマフで音をシャットアウトしても、視界がごちゃごちゃしている場合は視覚情報で頭がいっぱいになって疲れてしまうということ。
イヤーマフをやめて耳栓を使ってみた
幼稚園の頃は先生の配慮もあって使えていたイヤーマフなんですが・・・
と、小学生になるなり、使うことを拒否!💦
しかたないので、イヤーマフはサヨナラして、耳栓を使うことにしました。
100均の耳栓は大きすぎてすぐに落ちるので、ウレタン素材の耳栓を購入。
ギュッとつぶして耳の穴に入れると、しだいにふくらんで耳の穴にフィットする優れものです✨
これなら目立たないので、リルも嫌がらずに使ってくれました。
しかし、学校にも持たせているのですが、学校ではあまり使用していないようです💧
先日、土曜授業でお祭りがあったのですが、だいぶガヤガヤしてうるさかったにもかかわらず、耳栓は使用していませんでした。
でも、意外なことに、ボーッとしてぐったりした様子はなく、大丈夫そうだったんですよね😳
幼稚園でも、最後頃はあまりイヤーマフ使ってないって先生が言ってたので、もしかしたら、学校という場所に慣れてきたおかげで受け入れられるようになったのかもしれません。
◆デメリット
イヤーマフと同じで、視覚過敏があるとダメですね。
そして、遮音性はイヤーマフより低めです。何もつけないよりは全然いいですけどね。
ヘッドホンを使ってみることに
イヤーマフは嫌がる・・・耳栓はイヤーマフより遮音性が低い・・・ということで、音楽を聴かせるのはどうかと考えました。
というわけで、早速ビックカメラで試聴してみることに。
最初、イヤホンの方がいいかなあと思っていたんですが、ヘッドホンの方が遮音性が高くて聴き心地がよかったみたいで、リルはヘッドホンがいいと言いました。
お値段と音質で吟味して購入したのはコチラ。
軽いし、イヤーマフより締め付けもきつくないので、リルもすっかり気に入りました!
(アマゾンのレビューを見ると、大人には締め付けきついみたいです。子供だからちょうどいいのかな?)
早速、幼稚園のバザーに行く予定があったので、持って行って使ってみました。
と、リルの反応も上々!😊
たしかに、視覚過敏による疲れがなさそうな感じに見えました。
遮音するだけだと、より視覚に注意がいってしまいがちなところを、音楽を聴いていれば、音楽に注意がいく分、視覚への注意が減るのかもしれませんね!
◆デメリット
音楽を聴いているので、お友達に話しかけられても反応できませんでした😓
必要な声が聞き取りづらいのは困りますね💧
使用感を比較して思ったこと、まとめ
使用感を比較してみた結果、我が家では、次のように対策してみようと思いました。
《お友達と一緒の場合》
会話できないと困るので耳栓を使用する。
《家族だけで出かける場合》
ヘッドホンを使用し、コンサートなどでは耳栓に変えるなどして対応する。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、場合によって使い分けるのが良さそうですね!
↓現在は聴覚過敏・視覚過敏はなくなりました。その過程をまとめた記事はこちら。
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